導入前の課題:社長1人営業による限界と販路拡大の壁

有限会社ニシキ精機は昭和32年創業の精密切削加工会社として、NC旋盤による高精度部品加工を長年手がけてきました。
0.2mm程度の小径部品からφ32までの精密加工に対応しており、ステンレス・コバール・440C・樹脂など幅広い材質を加工。さらに、転造ねじや外径研磨、センタレス加工まで社内一貫対応できる体制を構築しています。加えて、平成31年には医療機器製造業登録も取得しており、高品質なものづくり体制を強みとしてきました。
一方で、営業活動については代表者が1人で対応しており、既存顧客からの紹介営業が中心となっていました。
営業は基本的に自分1人でやっていて、既存のお客様からの紹介がメインでした。
そのため、日々の業務や経営対応が忙しくなると、新規開拓まで十分に手が回らず、営業活動の広がりに限界を感じていました。
また、自社の加工技術は非常に専門性が高い反面、その強みを必要とする企業へ十分に情報を届けられていないという課題も抱えていました。
営業リソース不足と紹介依存。それらが重なり、技術力はありながらも販路拡大が進みにくい状況となっていました。
Eigyo Engineを選んだ理由:技術理解のある“営業パートナー”への期待

Eigyo Engineを選んだ最大の理由は、「製造業に特化した営業支援」であったことです。
同社では、単なるテレアポ代行ではなく、自社のNC旋盤加工技術や加工内容を理解したうえで営業してもらえる点を高く評価していました。
当社の技術を理解した上で営業していただけるので、自社に合った企業を紹介してもらえると感じました。
また、単なる外部委託ではなく、“一緒に営業を進めるパートナー”として伴走してくれる姿勢にも魅力を感じていたといいます。
こちらが伝えたい内容を細かなニュアンスまで理解して、お客様へしっかり伝えてくれています。
さらに、情報共有やメール対応のスピード感、丁寧なコミュニケーションも安心材料となり、継続的に営業活動を任せられる体制が整っていきました。
導入成果:23社商談・6社受注を実現し、新規開拓が加速

Eigyo Engine導入後は、産業機械メーカーや精密機器メーカー、電機・電子部品関連メーカーなど、小径旋盤加工や切削加工ニーズを持つ企業を中心に営業活動を展開しました。
その結果、90社への営業アプローチから23社の商談機会を創出し、6社との新規取引を実現。図面を複数枚取得し、見積提出につながった案件も生まれています。さらに、7〜8点規模の試作案件が進行している企業や、継続的な相談・見積依頼につながっている案件もあり、中長期的な受注拡大につながる営業基盤の構築が進んでいます。
特に同社が実感しているのは、「これまで接点を持てなかった企業との出会い」が増えたことです。
自分だったら営業をかけなかったような企業から問い合わせが返ってくることもあり、変化を感じています。
また、営業活動を外部と連携することで、自社の営業スタイルそのものにも変化が生まれています。
これまで「ここまでで終わり」としていたアプローチについても、「もう少し踏み込んでみよう」という意識が芽生え、営業に対する視点が広がってきました。
単なる案件獲得だけでなく、営業活動を通じた意識改革や営業力強化にもつながっている点は、大きな成果の一つといえるでしょう。
同社では現在、新設備の導入や若手育成も進めており、さらなる高精度加工への挑戦を進めています。
今後は、ニッチな加工技術を強みにしながらも、特定分野への依存を避け、複数の事業軸を持つ安定した経営基盤の構築を目指していく方針です。
ものづくりは人づくり。技術と人間性の両方を高めながら、お客様に安心して任せていただける会社であり続けたいと思っています。