中小製造業のリアル

REAL

History

1980年代

自動車生産で世界トップになるも円高の波が中小企業を襲う

高度経済成長期が終わりを迎えた80年代。これまでは、集積回路やマイクロプロセッサなど米国での技術革新に、日本が後追いする形でした。
しかし、1986年には半導体販売金額シェアと自動車生産台数において日本がトップに躍り出ます。一方、プラザ合意により円高が進み、輸出競争力が低下。特に中小の製造業は苦しい戦いが強いられました。

1990年代

産業構造の変化が 製造業に大きな影を落とす

バブル崩壊、日経平均株価の大暴落と日本経済に陰りが見え始めた90年代。 日本の製造業は、中国をはじめとしたアジア各国との熾烈な価格競争にさらされていました。企業のグローバル化が加速し、産業構造そのものが大きく変化していく中、社会全体がサービス産業の強化へシフトし、製造業からサービス業への転職者が増加。大手は海外での工場展開により、安価で労働力を確保していましたが、中小企業は過去の負債から衰退の道をたどりはじめていました。

2000年代

一時的に経営状況は回復。
しかし世界的な不況が製造業を襲う

デフレが進行する中で、日本の製造業は生産性向上、コスト削減を通して今まで築いてきた債務や過剰設備といった問題を解消。徐々に経営は回復傾向にありました。
しかし、2008年にリーマンショックが発生。景気は世界的に大きく後退します。日本の製造業も生産活動が著しく低下し、危機的状況に陥りました。

2010年代

未曾有の大災害が発生 製造業に大きなダメージを与える

2011年3月11日。東日本大震災が発生。大災害が製造業に与えた影響は大きく、特に自動車製造分野ではサプライチェーンが途絶え、生産中止に。電力供給も不安定となり、輸送機械工業も記録的に落ち込みます。
しかし、2013年になるとアベノミクスの効果が表れはじめます。ITやデジタル技術を活用した自動化も進み、ビジネスモデルの変革が訪れた時代でした。

2020年代

中小製造業の75%が赤字経営 沈みつつある日本

そして、現在。
製造技術の礎ともいえる中小企業の75%が赤字経営という問題に直面しています。コロナ禍を乗り越えた企業も、若手の人材不足や技術の継承といった課題を抱えています。
一方で日本経済における製造業の役割は未だ大きく、輸出品目の80%を占め、市場規模は100兆円に上ります。製造業を救うことは日本の明るい未来につながる。かつて世界一と言われた日本の誇りを取り戻すため、営業製作所は本気で戦います。

製造業の赤字経営の原因

Cause 01

新規営業活動を困難にするほどのリソース不足

人材不足は製造業の大きな課題。営業担当を雇用できる企業は決して多くありません。
そのため、販路の拡大が叶わず売上向上のきっかけを逃しています。

Cause 02

ポテンシャルが発揮できない負荷の大きい取引

営業が不十分なため、昔からの付き合いで仕事をしている企業が大多数。
自分たちの得意を100%活かす取引ができていないため、割に合わない仕事を引き受け続けている現実があります。

Cause 03

DX化の遅れによる生産性向上の機会損失

社会的に推進されているDX化も、界隈では思うように進んではいません。紙でのやり取り、データの不要な二重管理などアナログな体制で、稼働時間の有効活用が業界的な課題となっています。

危機的状況に立ち向かう

営業製作所のサービスたち
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