
生成AIやクラウドサービスの普及を背景に、日本国内でデータセンターの新設・増設が相次いでいます。
日経クロステックが2026年にデータセンター事業者を対象に実施した調査では、2026年から2030年までに24社が計38件のデータセンター新設・増設を予定していることが分かりました。さらに、受電容量が100MWを超える大型施設が5件あり、液冷に対応する施設も全体の半数を超えています。
データセンターというと、サーバーや半導体などのIT機器をイメージする方が多いかもしれません。
しかし、実際のデータセンターは、
- サーバーラック
- 配電盤・分電盤
- UPS(無停電電源装置)
- 空調・冷却設備
- 配管
- ケーブルラック
- 設備架台
- 金属製の筐体・フレーム
など、多数の電気・機械設備と金属部品によって構成されています。
特に生成AI向けのデータセンターでは、GPUサーバーの高性能化・高密度化によって、これまで以上に「電力」「冷却」「耐荷重」への要求が高まっており、それに伴う設備・部品需要も変化しています。
データセンター建設ラッシュは、ゼネコンやIT企業だけの話ではありません。
板金、製缶、切削、溶接、配管、表面処理などを手掛ける加工会社にとっても、新たな受注市場となる可能性があります。
本記事では、
- データセンター市場で何が起きているのか
- なぜ金属加工・部品需要につながるのか
- どのような部品・加工が必要とされるのか
- 誰から仕事が発注されるのか
- 加工会社が案件を獲得するにはどうすればよいのか
を分かりやすく解説します。
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1.数字で見るデータセンター建設ラッシュ

1-1.国内データセンター市場は2028年に5兆円規模へ
まず、データセンター市場そのものがどの程度拡大しているのかを見てみましょう。
総務省「令和7年版情報通信白書」で紹介されているIDC Japanの予測によると、日本のデータセンターサービス市場の売上高は、2023年の2兆7,361億円から、2028年には5兆812億円に達する見込みです。5年間で、およそ1.9倍の規模です。
ここで注意したいのは、5兆812億円という数字は「データセンターサービス市場」の売上高であり、データセンターの建設費や金属加工市場そのものの規模ではないという点です。ただし、クラウドサービスやAI利用が拡大し、データセンターサービスへの需要が増えれば、それを処理するためのデータセンター設備も必要になります。市場拡大に伴って、データセンターの新設・増設や設備更新が進むという関係です。

出典:総務省「令和7年版 情報通信白書」
1-2.2026~2030年に新設・増設予定は38件
市場予測だけでなく、実際の建設計画も相次いでいます。
日経クロステックが2026年4月23日から5月26日にデータセンター事業を手掛ける約80社を対象に調査したところ、有効回答42社のうち、24社が2026~2030年に計38件の新設・増設を予定していました。
立地が決まっている35件を地域別に見ると、
- 東京圏:13件
- 大阪圏:9件
- 東京・大阪圏以外:13件
となっています。
これまでデータセンターは東京・大阪周辺への集中が目立っていましたが、地方への分散も徐々に進み始めています。

1-3.AIデータセンターの大型化・高密度化が進む
もう一つ注目したいのが、データセンター1施設で必要とされる電力や冷却能力の増大です。
日経クロステックの調査では、2026~2030年に開業を予定する施設のうち、受電容量が100MWを超えるデータセンターが5件ありました。また、最新GPUを搭載したサーバーへの対応に必要となる「液冷」に対応する施設は、全体の半数を超えています。 液冷対応に伴い、床荷重を強化する傾向も確認されています。実際、NTTデータグループは2026年4月、千葉県印西・白井エリアで約250MW規模のデータセンターキャンパスを開発する計画を発表しました。2030年以降に第1期棟のサービス開始を予定しています。
データセンターは単に「数が増えている」だけではありません。
AI利用の拡大によって、大規模化・高密度化が進んでいることが、設備需要を考えるうえで重要なポイントです。
1-4.なぜデータセンターが増えているのか
データセンター需要が拡大している背景には、大きく4つの要因があります。
①生成AIの普及
ChatGPTをはじめとする生成AIでは、大量のデータを高速で処理するGPUなどの高性能な演算装置を使用します。こうしたAIの学習・推論には大きな計算能力が必要となるため、AIサーバーを大量に設置するデータセンターへの需要が高まっています。
②クラウドサービスの普及
企業では、自社でサーバーを保有する「オンプレミス」から、AWSやMicrosoft Azureなどのクラウドサービスへ移行する動きが続いています。クラウドサービスの利用が増えれば、その基盤となるデータセンターも必要になります。
③企業のDXとデータ量の増加
IoT機器、SNS、高解像度動画、5Gなどの普及によって、社会で生成・送受信されるデータ量そのものも増えています。
④国もデータセンターの国内立地を促進
政府もデータセンターを重要なデジタルインフラと位置付けています。
経済産業省と総務省は、データセンターの整備を進めるため、電力インフラと通信インフラを一体的に整備する「ワット・ビット連携」を推進しています。AI利用や通信量の増大を背景にデータセンター需要が急速に拡大する一方、大量の電力が必要となるため、電力供給能力や通信環境を考慮して立地を進めることが重要になっています。つまり、データセンター建設ラッシュは一時的な建設ブームだけではなく、AI・クラウド・DXを支える社会インフラ整備の一環として進んでいるのです。

出典:日経ビジネス電子版「東電・NTTも本腰「ワット・ビット連携」 データセンター電力問題に光明」
2.なぜデータセンター建設で金属加工需要が生まれるのか

2-1.データセンターは「巨大な設備施設」
データセンターは、建物の中にサーバーを置けば完成する施設ではありません。
サーバーを24時間365日安定して動かすためには、
- 大量の電力を供給する設備
- 停電時にも電力を維持する設備
- サーバーから発生する熱を取り除く設備
- 大量の通信ケーブルを整理・保護する設備
- 各設備を支える架台や構造物
- 地震などから設備を守る構造
などが必要です。
日立プラントサービスが紹介するデータセンター設備にも、特高受電設備、UPS、空調設備、配管・配電設備、監視設備、耐震・免震構造などが含まれています。
つまり、データセンターはIT施設であると同時に、大量の電気設備・空調設備・機械設備を備えた巨大な設備施設でもあるのです。
これらの設備には、筐体、フレーム、配管、架台、金具など、多数の金属製品が使用されています。

出典:株式会社日立プラントサービスHP(https://www.hitachi-hps.co.jp/product/factory-plant/datacenter/)
2-2.AI化によって「冷却」「電力」「耐荷重」が重要に
特にAIデータセンターでは、従来型データセンター以上に設備への要求が高まります。
AIサーバーに使われるGPUは高性能である一方、消費電力と発熱量が非常に大きいという特徴があります。ダイキン工業も、生成AIの普及によってAIサーバーの導入が拡大し、従来型サーバーより消費電力・発熱量が大きいため、データセンターの冷却効率向上が重要な課題になっているとしています。

出典:ダイキン工業株式会社HP(https://www.daikin.co.jp/press/2026/20260629)
このため、
- 大容量の電源設備
- 高強度なラック・フレーム
- 冷却設備
- 液冷配管
- CDU(冷却水分配装置)
- マニホールド
- 設備架台
などの重要性が高まります。
AIデータセンターの普及は、サーバーそのものだけでなく、その周辺にある金属設備・部品にも需要を広げる可能性があります。

3.データセンター建設で需要が見込まれる金属加工・部品
では、具体的にどのような部品・加工がデータセンターと関係するのでしょうか。
3-1.サーバーラック・金属筐体

データセンターの内部には、多数のサーバーラックが並びます。
また、電源設備や制御設備にも金属製の筐体が使用されます。
主な部品には、
- サーバーラック
- ラックフレーム
- 扉・側板
- マウント部品
- 制御盤筐体
- 電源設備筐体
- UPS筐体
などがあります。
これらの製造では、レーザー加工、タレパン加工、曲げ、溶接、塗装、組立などの精密板金技術が関係します。AIサーバーの高密度化が進めば、ラックの強度、耐荷重、冷却設備との接続など、要求仕様が変化する可能性もあります。
3-2.配電盤・電源設備周辺部品

データセンターでは、大量の電力を安定してサーバーへ供給する必要があります。
そのため、
- 配電盤・分電盤
- UPS
- バスダクト
- 電源設備用架台
- 金属筐体
- ケーブルラック
- ケーブルトレー
- 支持金具
など、多くの電源関連設備が使われます。
例えば日立の大規模データセンター向け2,000kVA UPSでは、入出力に3,000Aクラスのバスダクト配線が必要とされています。加工会社がUPSや配電盤そのものを製造するわけではありませんが、設備メーカーへ、筐体、フレーム、ベース、支持金具、板金部品などを供給する機会があります。
3-3.液冷設備・冷却配管

今後、特に注目したいのが液冷関連設備です。
従来のデータセンターでは、サーバールーム全体を空気で冷やす空冷方式が中心でした。しかし、高発熱のGPUサーバーでは空冷だけでは十分な冷却が難しくなるケースがあり、冷却液を使用してサーバーを直接冷やす液冷方式の導入が進んでいます。
液冷設備では、
- 冷却配管
- CDU
- マニホールド
- フランジ
- 継手
- ポンプ周辺部品
- 熱交換設備
- CDU筐体・フレーム
- 配管支持金具
などが必要になります。
ダイキンが買収した液冷技術企業では、CDUからマニホールド、コールドプレートまでを含む液体冷却システムを展開しています。
この分野では、
ステンレス加工、配管加工、溶接、切削、製缶などを手掛ける会社との接点が生まれる可能性があります。
日経クロステックの調査でも、2026~2030年に開業を予定するデータセンターの半数超が液冷対応となっていることから、今後注目したい分野の一つです。
3-4.設備架台・フレーム・耐震部材

データセンターでは、サーバーだけでなく、
- UPS
- 発電設備
- 空調機器
- 冷却設備
- 配管
- 電源設備
など、多数の大型設備が設置されます。
これらを設置・固定するためには、
- 設備架台
- ベースフレーム
- 配管ラック
- 支持金具
- ブラケット
- 耐震補強材
- 保守用ステージ
などが必要になります。

特に日本では地震対策が重要であり、データセンターでも耐震・免震構造が採用されています。この分野では、形鋼加工、大型製缶、溶接、穴あけ、表面処理などを手掛ける加工会社との親和性があります。
3-5.モジュール型データセンター関連部品

出典:大和ハウス工業株式会社HP(https://www.daiwahouse.co.jp/about/release/house/20251205180852.html)
データセンター需要が急拡大する一方、従来型の施設では、用地選定や電力確保、建設に長い期間が必要になるという課題があります。
そこで注目されているのが、設備や建物を一定の単位で工場製作し、現地で組み立てるモジュール型データセンターです。大和ハウス工業は、工業化建築技術を応用した「Module DPDC」を開発し、2026年1月から販売を開始しています。同商品では、部材の一部を工場で製作し、現場で組み立てることで建設工程を効率化しています。さらに、サーバーラック、電気設備、空調設備を含むパッケージとして提供されています。
モジュール化が進めば、
- 鉄骨・金属フレーム
- 外装パネル
- 設備架台
- 電源設備筐体
- 配管ユニット
- 金属構造部材
など、工場内で製作される金属部品の需要につながる可能性があります。
4.データセンター案件と相性がよい加工会社
データセンター建設が増えているからといって、すべての加工会社へ同じように仕事が増えるわけではありません。自社の加工技術と、データセンターを構成する設備との接点を見つけることが重要です。
①精密板金・筐体製作
サーバーラック、配電盤、制御盤、電源設備などでは、多数の金属筐体が使用されます。レーザー加工、曲げ、溶接、塗装、組立まで一貫して対応できる企業は、設備メーカーへ提案しやすいでしょう。
②大型製缶・架台製作
UPS、空調設備、冷却設備、発電設備などには、重量物を支える架台やフレームが必要になります。大型製缶や形鋼加工を得意とする企業にとっては、関連設備メーカーや設備工事会社が営業先の候補になります。
③ステンレス配管・溶接
液冷設備の普及によって、配管、マニホールド、フランジ、支持金具などの需要にも注目が集まります。特に、気密性や漏れ管理を必要とするステンレス配管・溶接を得意とする企業は、自社技術とデータセンター設備の接点を検討してみる価値があります。
④切削加工
冷却設備や電源設備では、フランジ、継手、マニホールド、シャフト、各種機械部品など、切削加工が必要になる部品もあります。単純に「切削加工ができる」ではなく、材質、サイズ、精度、ロットなどを具体的に伝えることが重要です。
⑤表面処理・塗装
ラック、筐体、架台などでは、防錆や耐久性、外観品質のため、塗装や各種表面処理が必要になります。加工から表面処理まで一括して対応できれば、発注企業にとって外注管理の負担を減らせるというメリットもあります。
5.データセンター関連の案件は誰から発注されるのか
ここで重要なのが、「データセンターを建設する会社=加工会社の直接の発注元」とは限らないという点です。
例えば、一般的なデータセンターのサプライチェーンを簡単に整理すると、次のようになります。

そのため、加工会社がデータセンター事業者へ直接、
「部品加工をさせてください」
と営業しても、具体的な発注につながらない場合があります。
むしろ重要なのは、自社が作れる部品を使用している設備メーカーや、その設備を取りまとめている企業を探すことです。
6.データセンター関連案件を獲得する方法

6-1.「データセンター」ではなく「設備・部品」から営業先を探す
営業先を探すときに、
データセンター関連企業
という大きな括りだけで探すと、運営事業者や不動産会社など、加工会社とは直接取引しにくい企業も多数含まれます。
そこで、
データセンター
↓
冷却設備
↓
CDU
↓
CDUメーカー
↓
筐体・配管・マニホールドの加工需要
というように、設備・部品まで分解して発注企業を逆算することが重要です。
例えば、営業先を探す際は、
- サーバーラックメーカー
- 配電盤メーカー
- UPSメーカー
- データセンター向け空調メーカー
- 液冷設備メーカー
- 熱交換器メーカー
- 設備架台メーカー
など、具体的な企業群へ落とし込みます。
6-2.データセンターの建設計画から関連企業をたどる
今回の日経クロステック調査のように、データセンターの新設計画はニュースや企業のプレスリリースで公表されることがあります。
例えば、
データセンター建設計画を発見
↓
事業者・デベロッパーを確認
↓
ゼネコン・設備会社を確認
↓
採用される電源・空調・冷却設備を調べる
↓
設備メーカー・協力会社へアプローチ
という流れです。
つまり、データセンター建設ニュースそのものを営業活動の起点として利用することができます。
▼業界新聞・メディアの例
日刊工業新聞「AIデータセンター市場 中堅・中小企業も商機を逃すな」(https://www.nikkan.co.jp/articles/view/786124)
日本経済新聞「データセンターエコノミー」(https://www.nikkei.com/topics/26071600)
日本経済新聞「秋田に日本最大級AIデータセンター 建設費2兆円、UAEが投資へ」(https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC138LW0T10C26A7000000/)
ITmedia「「データセンター」関連の最新 ニュース・レビュー・解説 記事 まとめ」(https://www.itmedia.co.jp/keywords/datacenter.html)
JDCC日本データセンター協会HP(https://www.jdcc.or.jp/)
など
6-3.自社技術を「データセンター用途」に置き換える
加工会社のWebサイトや会社案内では、
ステンレス溶接が得意です
精密板金に対応できます
大型製缶ができます
といった紹介が多く見られます。
しかし、発注企業からすると、それだけでは自社の設備に使えるか判断しにくい場合があります。
例えば、
「ステンレス溶接に対応」
ではなく、
冷却配管、マニホールドなど、漏れ管理を必要とするステンレス製品に対応
「精密板金に対応」
ではなく、
サーバーラック、制御盤、電源設備などの大型筐体を、板金から塗装・組立まで一貫対応
といったように、自社技術を相手の用途に置き換えて説明することが重要です。
6-4.新設だけでなく「増設・設備更新」も狙う
データセンター需要を考える際、新しく建設される施設だけに注目する必要はありません。
日経クロステックの調査も、「新設」だけではなく「増設」も含めて38件となっています。
また、AIサーバーの導入によって、
- 電源設備の増強
- ラックの変更
- 冷却設備の増強
- 液冷設備の新設
- 配管設備の追加
- 設備架台の追加
などが必要になる可能性があります。
したがって、
新設データセンター+既存データセンターの増設・設備更新
の両方を見ることが重要です。
7.データセンター市場を見るうえでの注意点

ここまで見ると、
「これだけ建設計画があるなら、今後も仕事は増え続けるのではないか」
と思うかもしれません。
一方で、データセンター建設には大きな課題もあります。
代表的なのが、
- 大容量電力の確保
- 電力系統への接続
- 用地の確保
- 通信インフラ
- 建設費の上昇
- 建設人材不足
- 環境負荷
- 地域住民との合意形成
などです。
特に大規模なデータセンターでは、大量の電力が必要になります。経済産業省は、データセンター事業者による系統接続申請の大規模化によって、電力系統の整備コストや整備期間が増加していることを課題として挙げています。そのため、公表されたすべての建設計画が、当初の予定どおり進むとは限りません。加工会社がデータセンター市場を狙う際も、「特需だからとにかく営業する」のではなく、個別プロジェクトの進捗や、そのサプライチェーンを確認しながら営業先を選ぶことが重要です。
8.データセンター関連の新規取引先開拓なら「Eigyo Engine」
データセンター市場が拡大していることが分かっても、
- どの企業がサーバーラックを製造しているのか分からない
- 液冷設備を製造する会社が分からない
- どの企業が外注加工を利用しているのか分からない
- 自社の加工技術をどの設備メーカーへ提案すればよいのか分からない
- 建設ニュースから関連企業を一社ずつ調べる時間がない
という課題があります。
営業製作所が提供する「Eigyo Engine」では、製造業の新規取引先開拓を支援しています。
企業情報や発注ニーズなどをもとに、自社の設備・加工技術・得意分野と相性のよい企業を探し、営業活動を行います。

例えば、
- 精密板金を必要とする設備メーカー
- ステンレス配管や溶接を外注する冷却設備メーカー
- 大型架台を必要とする装置メーカー
- 切削部品を使用する電源・空調設備メーカー
- 新たな加工先を探しているメーカー
など、自社技術を必要としている可能性のある企業から営業先を検討することができます。
もちろん、Eigyo Engineを利用すればデータセンター関連案件を必ず受注できるわけではありません。
しかし、
「市場は伸びている。でも、具体的にどの企業へ営業すればよいか分からない」
という状態から、具体的な営業先を探すための手段として活用できます。
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