導入前の課題:少数顧客依存と営業未経験による限界

有限会社和泉金型では、これまで仕事量の多い一部の顧客との取引を中心に経営を行っていました。しかし、コロナや海外調達の影響により、大口顧客からの受注が安定しにくくなり、従来の経営スタイルでは将来の見通しが立ちにくい状況となっていました。
これまでは限られた顧客で成り立っていましたが、今後はそうもいかないと感じていました。
そのため、経営方針を見直し、小規模な案件を複数積み重ねる方向へシフト。しかし、これまで新規営業に取り組んできた経験がなく、どのように顧客を開拓すればよいのか分からない状態でした。
新規開拓の必要性は理解していたものの、具体的な手法が分からず、営業活動に踏み出せないことが大きな課題となっていました。
Eigyo Engineを選んだ理由:営業の外注という新しい選択肢

Eigyo Engineを知ったきっかけは、営業製作所からの電話でした。それまで営業を外部に委託するという発想自体がなかった同社にとって、この提案は新鮮なものでした。
これまで考えたこともなかった営業のやり方で、非常に興味を持ちました。
同社が特に期待したのは、自社にはない営業スキルや電話アプローチのノウハウです。営業活動の初動を外部に任せることで、新たな顧客との接点を生み出せる可能性を感じました。
また、「営業を切り離して外注する」という考え方そのものが、自社の課題解決につながると判断し、導入を決断しました。
導入成果:29社商談創出と顧客基盤の拡大、営業手法の進化

Eigyo Engine導入後は、射出成形メーカーや自動車関連部品メーカー、医療機器関連企業など、金型ニーズが見込まれる企業への営業活動を展開しました。
その結果、74社への営業アプローチから29社の商談機会を創出し、6社との新規取引を実現。30万円から400万円規模までの受注を獲得し、複数の見積依頼や追加相談につながる案件も生まれています。
特に大きな変化として挙げられるのが、営業の進め方そのものの進化です。当初は自社でターゲット企業を選定していましたが、「まずは広くアプローチする」という方針に切り替えたことで、これまで想定していなかった企業との接点が増えました。
フィルターをかけずに広く当たることで、選択肢が一気に広がりました。
また、営業製作所によるアプローチは、単なるアポイント取得にとどまらず、意思決定者との接点創出にも寄与しています。
発注権限のあるキーマンとつないでいただけるので、非常に効率的に商談が進められました。
さらに、自社名義で営業が行われることで、顧客との距離感も自然に保たれ、1対1の関係構築がしやすい点も高く評価されています。
和泉金型として営業していただけることで、スムーズに関係構築ができました。
このように、新規顧客の開拓だけでなく、営業手法や市場認識の変化も含めて、大きな成果につながっています。
同社では今後、今回構築した営業基盤を活かしながら、さらなる顧客開拓と継続取引の拡大を目指していく方針です。