導入前の課題:地域・業種依存と営業活動の限界

有限会社杉町鉄工所では、NC旋盤による丸型部品加工を中心に事業を展開する中で、売上の9割が九州の自動車業界の企業に依存している状況でした。売上の安定性を高めるためにも、特定の地域や業種に依存しない体制の構築を急務の課題として考えていました。
新規開拓の必要性は感じていましたが、営業は私一人。他の地域の企業情報も不足しており、思うような営業活動ができていませんでした。
深刻な営業リソース不足が原因で、特定の地域・業種への依存からの脱却を目指したくても、新規営業が進められない状況が続いていました。
Eigyo Engineを選んだ理由:製造業特化と試しやすさへの安心感

Eigyo Engineを知ったきっかけは、営業製作所からの連絡でした。営業支援サービス自体には慎重な見方もあったものの、製造業に特化しており、自社の強みや取引先特性を踏まえた提案が受けられる点に関心を持ったといいます。
最初はよくある営業代行会社だと思っていましたが、業界に特化しており、自社の強みを活かせる提案をいただけたことが印象的でした。
また、同社はEigyo Engineの試しやすさについても評価しています。
契約期間の長い縛りはないため、「まずは短期間で試してみよう」と導入を決めました。
同社が期待していたのは、単に件数を増やすことではなく、質の高い商談を効率的に設定してもらえることでした。
実際に自社で足を運んで営業するよりも、ターゲットを絞り込んだうえでアポイントが取れるのであれば、十分に投資価値があると判断しました。
導入後の成果:4カ月で5社開拓、営業観そのものが変化

Eigyo Engine導入後は、環境機械メーカーや産業機器メーカー、通信機器関連企業など、丸型部品や小ロット〜中ロット加工のニーズが見込まれる企業への営業活動を展開しました。その結果、52社への営業アプローチから9社の商談機会を創出し、4カ月で5社の新規顧客開拓につながりました。
受注は数万円〜40万円規模の案件を中心に発生しており、試作や見積を起点として量産や継続取引へ発展する可能性のある商談も生まれています。単発の受注だけでなく、中長期的な取引につながる基盤が構築されつつあります。
さらに、営業に対する考え方にも変化が生まれました。従来はテレアポに対してネガティブな印象を持っていたものの、自社名義でのアプローチによって商談につながるケースを経験し、電話やオンラインを活用した営業手法の有効性を実感するようになりました。
以前はテレアポに良いイメージはありませんでしたが、自社名義で営業活動をしてくれるため、商談につながった後も対応しやすいと感じました。さまざまな営業の手法を知り、営業に対する意識が変わりました。
また、営業活動を通じて接点を持った企業は見込み顧客として蓄積されており、すぐに受注に至らなくても、将来的に案件につながる可能性を持つ営業資産となっています。
定期的な連絡や挨拶を通じて関係を維持することで、タイミングが合致した際に受注につながる可能性も高まっています。
このように、地域や業種に依存しない営業基盤の構築と、営業手法そのものの転換が同時に進んだ点が、本事例の大きな成果といえます。同社では今後、蓄積された見込み顧客との関係を強化しながら、継続的な受注創出を目指していく方針です。
営業支援の導入に迷いがある場合でも、実際に取り組むことで新たな可能性や成果につながるケースは少なくありません。短期間でも要望に応じて柔軟に動いてもらえるため、まずは試してみる価値は十分にあります。新規開拓に課題を感じている企業にとって、一歩踏み出すきっかけとなる取り組みといえるでしょう。