製造業に役立つコンテンツ特集 製造業の新規開拓|メール営業とは?書き方を例文付きで解説

営業・マーケティング

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「何通メールを送ってもなかなか成約までつなげられない」という経験はございませんか?

本記事では製造業を営んでいる方がメール営業で成約まで結びつけるための方法を7つ紹介するとともに、営業メールの構成や例文についてもご紹介していきます。

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メール営業の基本的な構成

営業メールは基本的に以下の8つで構成されています。

構成要素要素別のポイント
件名【導入実績~~社突破】など開封したくなるような件名にする
宛名相手の社名や部署名、役職を記載する名前が分からない場合は「ご担当者様」と記載する
挨拶新規開拓の場合は初めての連絡だと記載する「突然のご連絡失礼いたします」は不快に感じる方もいるため注意
名乗り会社名・部署名・氏名・会社概要を記載する
要旨自社製品・サービス導入のメリットを記載する
詳細具体的な提案内容、実績などを記載する
結びの挨拶そのメール読んで「どのようなアクションを起こしてほしいのか」などを記載する
署名会社名・部署名・氏名・電話番号・FAX番号・住所・メールアドレス・自社WebサイトURLを記載する

後ほど、営業メールの例文をご紹介するので、あわせて参考にしてください。

製造業向け|メール営業で成約につなげるための7つの方法

相手が目を通しやすい時間帯に送付する

営業メールは送信する曜日や時間帯にも気をつけましょう。夜や土日にメールを送ると、コンプライアンス(法令遵守)がなされていない企業だと思われ、取引する会社としての信頼度が下がる要因となります。

基本的には月曜日の午前中に送るのが一番ですが、遅くとも19時までには送信するようにしましょう。また、金曜日は土日にくるメールで埋もれてしまう可能性があるため避けた方が良いです。

メールを開きたくなるような件名をつける

営業メールは相手に開封してもらい、中身を見てもらうことで初めて効果を発揮します。

しかし、毎日大量にメールがくる場合は埋もれてしまう可能性が高くなります。

自分が送ったメールに興味を持ってもらうためには、件名の工夫は必須です。

件名を決める際は以下の3点を意識しましょう。

  • 読み手が求めている情報を含める
  • インパクトのある単語を含める
  • 理解しやすいように短くまとめる

中には最初の数文字だけで読むかどうかを判断する人もいるため、なるべく前半にインパクトのある単語を入れると良いでしょう。

長文は避け、要点を簡単にまとめる

相手は数多くのメールを読むため、最初の文章が回りくどいと、その時点で読むのをやめてしまう可能性があります。冒頭では「メールを送信した目的」「読み手に何をしてほしいのか」を明確に記載するなど、メールを最後まで読んでもらえるような工夫が大切です。

日程調整用にいくつか日程候補を提示する

営業メール内で商談日を提示する際は、いくつか日程候補を提示しましょう。

こちらは相手のお時間をいただく立場なので、少なくとも3日ほどは日程を提示し、相手の都合が良い時間を選択してもらうと良いです。

また、商談日近日に急な予定が入った場合などはなるべくすぐに連絡してください。

自社の技術や製造事例がわかる資料を添付する

営業メールに自社の技術や製造事例のわかる資料を添付すると、相手に自社がどんな製品を取り扱っているのかをイメージしてもらいやすくなります。文章で長々と説明されるよりも、画像や写真があると相手のメールを読む手間も減らせます

添付するファイルの容量はできるだけ2MB(メガバイト)を超えないようにしましょう。
【ファイルの容量の確かめ方】
①送信したいファイルを右クリックする

②[プロパティ]と書かれている部分をクリックする
※Mac(Apple社製のPC)の場合は[情報を見る]をクリック

大容量のファイル(営業資料など)をメールで送る際は以下の3つの方法を試してください。

  • ZIP形式に圧縮する
  • ファイルのアップロードサービスを利用する
  • データを分割して送る

【ZIP形式で圧縮する方法】

①送信したいファイルを右クリックする

②Windowsの場合は、[送信先]を選択し、[ 圧縮 (zip 形式) フォルダー]をクリックしてください。
※Macの場合は、上から5つ目の「”該当のファイル名”を圧縮」という項目をクリックしてください。

【ファイルのアップロードサービス利用方法】

ギガファイル便というサービスを使います。

①ギガファイル便にアクセスする。
URLはこちら:https://gigafile.nu/

黄色で囲っている箇所にファイルをアップロードします。

※もしくは、[ファイルを選択]をクリックしても選択可能。

③[このダウンロードURLを短くする](オレンジで囲っている箇所)をクリックします。

もし、ファイルの情報漏洩リスクを気にする場合は、「ダウンロードパスワード」を入力してください(適当な半角英数字で大丈夫です)。

④「XGFギガファイル便URL短縮サービス」というWebサイトに遷移するので、少し下に移動し、[短縮する]をクリックしてください。

⑤URLが短縮されますので、こちらをコピーし、メール本文に添付します。

パスワードを設定した方は、返信する形でパスワードのみを記載したメールを追って五月雨式に送信してください。

相手が返信するまでのハードルをなるべく下げる

営業メールは、既存顧客への新商品の案内メールなどとは異なり、新規開拓の場合は次の行動を顧客が行うことになります。そのため、「読み手は何をしたら良いのか」「期日はいつまでなのか」など読み手にしてほしいことを簡潔に記載しましょう。相手に返信が面倒だと思われてしまうと、後回しにされてしまったり、そもそも返信がこない場合があります。

遅くとも翌日までには返信する

営業メールへの返信がきたら、できれば当日中に対応するのが望ましいです。返信から打ち合わせまでの流れがスムーズに進行できると、商談が成立する可能性が上がります。そのため、返信はなるべく早く行い、返信に時間を要する場合はその旨を伝えましょう。

製造業向け|新規顧客へのメール営業の例文

それでは、新規顧客への営業メールの例文を以下の3つに分けて紹介します。

  • 商談依頼のメール
  • 技術・製品を紹介するメール
  • 商談後連絡が途絶えた顧客へのメール

商談依頼のメール

【件名】〇〇レポートをご案内します/〇〇株式会社

〇〇株式会社

〇〇様

お世話になっております。株式会社〇〇の〇〇です。

先日は弊社の〇〇をご案内させていただき、誠にありがとうございました。

サービスページ

その後、弊社では〇〇分野においてお伝えできる情報が増えてまいりました。 

そこで、是非〇〇様と〇〇における情報交換ができないかと、ご連絡させていただきました。 弊社からは、〇〇についての情報提供が可能でございます。

※コンテンツキャプチャ

※資料ダウンロードCTA 

もしご興味ございましたら、是非一度、製品の詳細や他社様の事例等について

30分ほどご案内させていただくお時間をいただけないでしょうか。

※下記URLから日程をご登録いただけます。

日程調整用URL

ぜひご検討のほどよろしくお願いいたします。

—————————————————————

〇〇株式会社

電話番号:

Email:

Webサイト:

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技術・製品を紹介するメール

【件名】〇〇サービス「〇〇」について面談のご案内/〇〇株式会社

株式会社〇〇

ご担当者様

初めてメールをいたします。

〇〇株式会社営業部の〇〇と申します。

貴社のホームページを拝見し、現在展開されている〇〇事業に関しまして弊社製品、サービスがお役に立てるのではないかと思い、ご連絡させていただきました。

弊社は、〇〇業界が抱える〇〇の課題を解決するために、〇〇の製造装置を提供しております。この装置は、現在50社以上の企業にてご利用いただいており、〇〇製造プロセスにおける〇〇を平均で〇%向上させた実績がございます。

製品紹介URL

もし貴社において同様の課題をお持ちであれば、他社様の導入実績なども交えてご案内させていただきたく存じます。

誠に勝手ではございますが、私が訪問可能な候補日程を記載いたしますので、返信していただけると幸いです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【日程の候補】

・〇月〇日(曜日) 〇:〇〇~〇:〇〇

・〇月〇日(曜日) 〇:〇〇~〇:〇〇

・〇月〇日(曜日) 〇:〇〇~〇:〇〇

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

上記日時以外でも可能な日程はございますので、その際はお気軽にお申し付けください。

お忙しいところ大変恐縮ではございますが、ご検討の程よろしくお願いいたします。

—————————————————————

〇〇株式会社

電話番号:

Email:

Webサイト:

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商談後連絡が途絶えた顧客へのメール

【件名】〇〇製品「〇〇」についてご検討状況について/〇〇株式会社

株式会社〇〇

ご担当者様

いつも大変お世話になっております。

〇〇株式会社営業部の〇〇と申します。

先日は弊社の〇〇より 「〇〇製品」をご紹介させていただき、 誠にありがとうございます。

その後、ご検討状況はいかがでしょうか。

「検討再開のため改めて話を聞きたい」

 「料金表が欲しい」など

簡易的で構いませんので、ご一報いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

—————————————————————

〇〇株式会社

電話番号:

Email:

Webサイト:

—————————————————————

こちらのメールは、商談後に2ヶ月以上検討が続いた顧客への返信依頼メールです。

メール営業を効率的に行う2つの方法

テンプレートを使い回す

1つ目はテンプレートを使い回す方法です。あらかじめ作成したテンプレートをメール文として登録できるツールを用いることで、営業メールの作成時間を大幅に削減できます。

ツールについては次の章で解説します。

自動応答メールを設定しておく

次に、自動応答メールを設定しておく方法があります。返信がない顧客や特定の行動(メールの開封やクリックなど)をした顧客に自動でメールを送信できます

以下のツールは無料で使えるので、ツールによって多少の制限がありますが、ぜひ試してみてください。

▼MailChimp(メールチンプ)

https://mailchimp.com/

▼める配くん

https://www.meruhaikun.com/

最後に

製造業が営業メールで成約につなげる方法をテーマに、営業メールの基本的な構成や例文について解説しました。営業メールはツールを活用することで、自動で営業できるため、効率的な手法だといえます。

メール営業の方法を含めた営業・マーケティング手法について、図やイラストを入れて分かりやすくした資料もご用意しています。

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