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2026年開催の製造業向け展示会30選!関東や関西など開催エリア別に一覧で紹介

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2026年も、日本全国で多くの製造業向け展示会が開催予定です。「ものづくりワールド」や「スマート工場 EXPO」などの国内最大級規模のもの以外にも、特定の分野・テーマに特化した展示会なども多く見られます。

一方、製造業向け展示会は種類が多く、それぞれテーマや開催時期もさまざまなので、「2026年開催の製造業向け展示会を一覧で確認したい」といった方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、2026年開催予定の製造業向け展示会を30選で紹介します。製造業向け展示会に出展するメリットや展示会の選び方、出展を成功させるためのポイントなども解説するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

index

    2026年開催の製造業向け展示会(開催エリア別

    2026年も全国で多くの製造業向け展示会が開催予定です。開催エリア別に、主要な製造業向け展示会の概要を紹介します。

    北海道・東北エリア開催の製造業向け展示会3選

    北海道・東北エリア開催の製造業向け展示会を3つ紹介します。

    3月開催:長岡ものづくりフェス2026

    開催期間 2026年3月1日
    会場 アオーレ長岡
    テーマ・内容 ものづくり体験ブース、企業PRブースなど
    出展申込締切 受付終了

    長岡ものづくりフェスは、新潟県長岡市を中心とした製造業・加工業・ものづくり関連企業が集結する地域密着型の展示会です。金属加工、精密加工、装置開発、部品製造など、実際の製造現場を支える技術が数多く紹介されます。

    公式サイト:https://www.city.nagaoka.niigata.jp/sangyou/cate01/mono-fair1.html

    6月開催:EE東北’26

    開催期間 2026年6月3日〜4日
    会場 夢メッセみやぎ
    テーマ・内容 建設事業に関わる新材料・新工法・新技術など
    出展申込締切 受付終了

    EE東北は、東北地方最大級の建設・インフラ・製造関連技術の展示会で、公共工事・建設業・製造業向けの最新技術が集まります。ICT施工、建設機械、測量機器、インフラ点検技術などに加え、製造業向けの設備・部品・制御技術も多く出展されるのが特徴です。

    公式サイト:https://ee-tohoku.jp/ee26/index.html

    10月開催:北海道展示会

    開催期間 2026年10月7日〜8日
    会場 アクセスサッポロ
    テーマ・内容 製造業、建設業、エネルギー関連分野など
    出展申込締切 未定

    北海道展示会は、北海道の産業振興を目的とした総合展示会で、製造業、建設業、エネルギー関連分野など幅広い分野を対象としています。地域特性を活かした寒冷地対応技術や、省エネルギー技術、インフラ関連製品などが多く紹介されるのが特徴です。複数の展示会で構成されており、製造業と関連するものとしては「北海道 エネルギー技術革新EXPO 2026」「北海道 建設開発総合展2026」「北海道 インフラ検査・維持管理・更新展2026」などが挙げられます。

    公式サイト:https://www.jma.or.jp/toshiken/hkd/index.php

    関東エリア開催の製造業向け展示会15選

    関東エリア開催の製造業向け展示会を15選で紹介します。

    1月開催:スマート工場 EXPO

    開催期間 2026年1月21日〜23日
    会場 東京ビッグサイト
    テーマ・内容 IoTソリューション、AIソリューションなど
    出展申込締切 出展スペースが埋まり次第終了

    スマート工場 EXPOは、製造業のDX・自動化・IoTをテーマにした専門展示会です。生産管理システム、設備の自動化、AI・IoT活用、ロボット技術など、次世代の工場づくりに必要なソリューションが集結します。製造業の経営層・生産技術担当者の来場が多く、設備投資やDX推進を検討している企業との商談機会が豊富です。

    公式サイト:https://www.fiweek.jp/tokyo/ja-jp/about/sfe.html

    1月・9月開催:ファクトリーイノベーション Week 

    開催期間 1月開催:2026年1月21日〜23日

    9月開催:2026年9月9日〜11日

    会場 1月開催:東京ビッグサイト

    9月開催:幕張メッセ

    テーマ・内容 スマート工場、ロボテックス、製造業カーボンニュートラルなど
    出展申込締切 出展スペースが埋まり次第終了

    製造業の課題解決を目的とした複合展示会で、スマート工場・設備保全・物流・製造DXなど複数の専門展で構成されています。製造現場の改善に直結する製品・サービスが求められ、部品メーカーや加工業でも工程改善提案を行うことで注目を集めやすい展示会です。

    公式サイト:https://www.fiweek.jp/hub/ja-jp.html

    1月・9月開催:ネプコン ジャパン

    開催期間

    1月開催:2026年1月21日〜23日

    9月開催:2026年9月9日〜11日

    会場 1月開催:東京ビッグサイト

    9月開催:幕張メッセ

    テーマ・内容 パワーデバイス・モジュール関連
    出展申込締切 出展スペースが埋まり次第終了

    エレクトロニクス製造に特化した展示会で、電子部品・実装技術・半導体・検査装置などが集まります。製造業の中でも電子・精密分野に強い企業に適しており、高度な技術力を求める来場者が多い点が特徴です。1月・9月と関東エリアで2回開催されます。

    公式サイト:https://www.nepconjapan.jp/hub/ja-jp.html

    1月開催:CONVERTECH・新機能性材料展・GREEN MATERIAL・3DECOtech

    開催期間 2026年1月28日〜30日
    会場 東京ビッグサイト
    テーマ・内容 機能性材料・フィルム、加工機械・技術など
    出展申込締切 要問い合わせ

    材料技術・加工技術をテーマにした複合展示会で、フィルム・樹脂・金属・環境配慮素材などが集まります。製造業にとっては素材開発力や加工ノウハウをアピールできる場であり、新製品開発を検討する企業とのマッチングが期待できます。

    公式サイト:https://www.cj-exhibition.com/

    2月開催:町工場見本市

    開催期間 2026年2月19日〜20日
    会場 東京国際フォーラム
    テーマ・内容 機械・機器、金属加工、ゴム、プラスチック、ガラス、皮革、紙・印刷、繊維、めっき等
    出展申込締切 受付終了

    町工場見本市は、葛飾区をはじめとした東京都城東エリアおよび近隣地域の中小製造業のための展示会です。 機械・機器、金属加工、ゴム、プラスチック、ガラス、皮革、紙・印刷、繊維、めっきなどに関連したの製造業かつ中小企業が出展します。企業・官公庁・事業開発、金融機関の関係者との商談の場として活用されているため、そうした機会を求めている企業におすすめです。

    公式サイト:https://machikouba.jp/

     

    3月・9月開催:SMART ENERGY WEEK

    開催期間 3月開催:2026年3月17日〜19日

    9月開催:2026年9月9日〜11日

    会場 3月開催:東京ビッグサイト

    9月開催:幕張メッセ

    テーマ・内容 水素・燃料電池、太陽光発電、二次電池、スマートグリッドなど
    出展申込締切 出展スペースが埋まり次第終了

    SMART ENERGY WEEKは、再生可能エネルギー・次世代エネルギー技術を中心とした、エネルギー分野最大級の国際展示会です。太陽光発電、風力発電、水素・燃料電池、蓄電池、スマートグリッド、脱炭素ソリューションなど、エネルギー関連技術を網羅的に扱っています。環境対応を強化したい製造業や、エネルギー関連部材・装置を扱う企業にとっては、事業拡大や新規取引獲得の好機となる展示会です。

    公式サイト:https://www.wsew.jp/hub/ja-jp.html

    3月開催:建築・建材展

    開催期間 2026年3月3日〜6日
    会場 東京ビッグサイト
    テーマ・内容 建築、建材など
    出展申込締切 受付終了

    建築・建材展は、建築分野向けの建材・設備・施工技術・ITソリューションなどを一堂に集めた専門展示会です。建築資材や構造材、内装材、設備機器に加え、BIMや建設DX、IoT活用といったデジタル技術も紹介されます。建築分野向けに新規展開を考える製造業にとって、市場動向を把握しながら販路拡大を狙える展示会といえます。

    公式サイト:https://messe.nikkei.co.jp/ac/

    4月開催:Japan IT Week 春

    開催期間 2026年4月8日〜10日
    会場 東京ビッグサイト
    テーマ・内容 システム開発、運用、保守
    出展申込締切 要問い合わせ

    Japan IT Week 春は、ソフトウェア・IoT・AI・業務システム・DXソリューションなどをテーマとした日本最大級のIT展示会です。製造業向けのスマートファクトリー関連技術やERP、生産管理、品質管理、見積管理といった業務系システムの展示も多く見られます。ITを活用した競争力強化や省人化を目指す製造業にとって、最新動向を把握できる重要な展示会です。

    公式サイト:https://www.japan-it.jp/spring/ja-jp.html

    4月開催:ジャンボびっくり見本市

    開催期間 2026年4月17日〜18日
    会場 東京ビッグサイト
    テーマ・内容 電設資材、照明、空調、住宅設備、工具など
    出展申込締切 要問い合わせ

    ジャンボびっくり見本市は、電設資材・工具・設備機器などを中心に扱う実務直結型の展示即売会です。実際に製品を「見て・触れて・比較できる」点が最大の特徴で、製造現場や工事現場で使われる商材が多数展示されます。短期的な受注や関係構築を狙う企業にとって、費用対効果の高い展示会といえるでしょう。

    公式サイト:https://www.jumbo-fair.jp/

    7月開催:ものづくりワールド 東京

    開催期間 2026年7月1日〜3日
    会場 東京ビッグサイト
    テーマ・内容 IT、DX製品、部品、設備、装置、計測製品など
    出展申込締切 要問い合わせ

    ものづくりワールド 東京は、製造業向け展示会として国内最大級の規模を誇ります。機械要素・加工技術・工場設備・DX・ロボット・AI・3Dプリンタなど、製造業に関わるあらゆる分野を網羅しています。自社の技術力や製品を広くアピールしたい製造業にとって、外せない展示会の一つです。

    公式サイト:https://www.manufacturing-world.jp/tokyo/ja-jp.html

    10月開催:JIMTOF

    開催期間 2026年10月26日〜31日
    会場 東京ビッグサイト
    テーマ・内容 工作機械およびその関連機器
    出展申込締切 受付終了

    JIMTOF(日本国際工作機械見本市)は、工作機械分野に関する展示会です。切削加工機・成形加工機・工具・制御装置・ソフトウェアなどが展示され、最先端の加工技術が集結します。とくに金属加工や部品製造に携わる企業にとっては、最新設備の導入検討や技術トレンドの把握に欠かせない展示会です。

    公式サイト:https://www.jimtof.org/jp/index.html

    10月開催:TOKYO PACK 2026

    開催期間 2026年10月14日〜16日
    会場 東京ビッグサイト
    テーマ・内容 包装資材、包装機械から包材加工機械、食品機械、関連機器類、環境対応機材など
    出展申込締切 2026年4月24日

    TOKYO PACKは、包装・パッケージ分野に特化した国内最大級の展示会です。包装機械・資材・物流・環境配慮型パッケージなどが展示され、食品・医薬品・日用品分野の製造業から高い注目を集めています。包装工程を含む製造プロセス全体を見直したい企業におすすめの展示会です。

    公式サイト:https://www.tokyo-pack.jp/event/13994

    11月開催:スマートファクトリー Japan

    開催期間 2026年11月18日〜20日
    会場 東京ビッグサイト
    テーマ・内容 情報管理・処理システムをはじめ、製造設備・装置、その他、生産工場に関する技術・製品など
    出展申込締切 要問い合わせ

    スマートファクトリー Japanは、製造現場のDXや自動化をテーマとした専門展示会です。IoT、AI、ロボット、データ活用など、工場のスマート化に直結する技術が集まります。現実的なソリューションが多く、DXの第一歩を検討する企業にとって有益な展示会です。

    公式サイト:https://biz.nikkan.co.jp/eve/smart-factory/

    2027年3月開催:Grinding Technology Japan

    開催期間 2027年3月10日〜12日
    会場 幕張メッセ
    テーマ・内容 工具製造技術、研削加工技術
    出展申込締切 2026年9月30日

    Grinding Technology Japanは、研削加工・研磨技術に特化した専門展示会です。高精度加工が求められる分野向けに、最新の研削機・工具・計測技術などが展示されます。自動車・航空宇宙・精密機器など、高付加価値製品を扱う製造業にとっては欠かせない技術展示の場です。ニッチながら専門性が高く、技術志向の強い来場者が集まります。

    公式サイト:https://gtj-expo.jp/

    2027年11月開催:IIFES

    開催期間 2027年11月24日〜26日
    会場 東京ビッグサイト
    テーマ・内容 オートメーション、計測など
    出展申込締切 要問い合わせ

    IIFES(アイアイフェス)は、産業オートメーションと制御技術に特化した国際展示会です。FA機器・制御機器・センサー・ネットワーク技術などが集まり、製造業の基盤技術を支える展示会として位置づけられています。製造現場の安定稼働や高度制御を重視する企業にとって、価値の高い展示会といえるでしょう。

    公式サイト:https://iifes.jp/

    中部エリア開催の製造業向け展示会3選

    中部エリア開催の製造業向け展示会を3つ紹介します。

    4月開催:ものづくりワールド 名古屋

    開催期間 2026年4月8日〜10日
    会場 ポートメッセなごや
    テーマ・内容 IT、DX製品、部品、設備、装置、計測製品など
    出展申込締切 要問い合わせ

    ものづくりワールド名古屋は、設計・製造・生産技術・DX・設備など、製造業のあらゆる工程を網羅する中部エリア最大級の総合展示会です。CAD・CAE、機械要素、工場設備、IoT、AI、DXソリューションなど幅広い分野が同時開催されるため、出展企業は自社技術を多角的に訴求できます。新規顧客開拓だけでなく、既存顧客との関係強化や業界動向の把握にも有効な展示会です。

    公式サイト:https://www.manufacturing-world.jp/nagoya/ja-jp.html

    5月開催:INTERMOLD

    開催期間 2026年5月20日〜22日
    会場 ポートメッセなごや
    テーマ・内容 金型、金属加工、成形技術
    出展申込締切 要問い合わせ

    INTERMOLDは、金型・金属加工・成形技術に特化した専門性の高い展示会です。プレス金型・射出成形金型・ダイカスト金型・工作機械・工具・材料・解析ソフトなどが一堂に会し、加工現場に直結する技術が数多く展示されます。実機展示が多く、加工精度や生産性をその場で確認できるため、技術力を強くアピールしたい企業に向いています。金型展・金属プレス加工技術展・AM EXPOなどと同時に開催されます。

    公式サイト:https://www.intermold.jp/

    6月開催:ROBOT TECHNOLOGY JAPAN

    開催期間 2026年6月11日〜13日
    会場 愛知県国際展示場
    テーマ・内容 産業用ロボット、自動化システムなど
    出展申込締切 2026年1月20日

    ROBOT TECHNOLOGY JAPANは、産業用ロボットや自動化技術に特化した専門展示会です。協働ロボット、搬送ロボット、組立・溶接・検査ロボット、制御システムなどが展示され、工場の自動化・省人化をテーマとしています。SIerや装置メーカー、部品メーカーとのネットワーク構築にも向いており、自社技術をシステム全体の視点で提案できる企業に適した展示会です。

    公式サイト:https://robot-technology.jp/

    関西エリア開催の製造業向け展示会4選

    関西エリア開催の製造業向け展示会を4つ紹介します。

    4月開催:ジャンボびっくり見本市

    開催期間 2026年4月24日〜25日
    会場 インテックス大阪
    テーマ・内容 電設資材、照明、空調、住宅設備、工具など
    出展申込締切 要問い合わせ

    ジャンボびっくり見本市は、機械工具・設備・部材を中心とした即売型の展示会です。関東エリアに加え、関西エリアでも開催が予定されています。商談スピードが早く、その場で受注や見積相談につながるケースも多いのが特徴です。

    公式サイト:https://www.jumbo-fair.jp/

     

    4月開催:INTERMOLD

    開催期間 2026年4月15日〜17日
    会場 インテックス大阪
    テーマ・内容 金型、金属加工、成形技術
    出展申込締切 要問い合わせ

    関西開催のINTERMOLDも、中部と同様に金型・加工技術を軸とした専門展示会です。来場者との距離が近く、技術的なディスカッションがしやすいため、営業担当だけでなく技術者がブース対応を行うことで、質の高い商談につながりやすい展示会です。

    公式サイト:https://www.intermold.jp/

    10月開催:ものづくりワールド 大阪

    開催期間 2026年10月7日〜9日
    会場 インテックス大阪
    テーマ・内容 IT、DX製品、部品、設備、装置、計測製品など
    出展申込締切 要問い合わせ

    ものづくりワールド大阪は、西日本最大級の製造業向け総合展示会です。設計・開発から製造・DXまで幅広いテーマを扱い、関西・中国・四国エリアの製造業関係者が多数来場します。展示会を通じて代理店や協業先を探す目的でも活用しやすいのが特徴です。

    公式サイト:https://www.manufacturing-world.jp/osaka/ja-jp.html

    11月開催:SMART ENERGY WEEK

    開催期間 2026年11月18日〜20日
    会場 インテックス大阪
    テーマ・内容 水素・燃料電池、太陽光発電、二次電池、スマートグリッドなど
    出展申込締切 出展スペースが埋まり次第終了

    SMART ENERGY WEEKは、再生可能エネルギー・蓄電池・水素・脱炭素技術をテーマとした展示会です。製造業向けのエネルギー設備、工場の省エネ・脱炭素ソリューションを訴求できます。ESGやカーボンニュートラルへの対応が求められる中、設備投資を検討する企業が多く来場し、中長期視点での商談が生まれやすい展示会です。

    公式サイト:https://www.wsew.jp/hub/ja-jp.html

    中国・四国・九州エリア開催の製造業向け展示会5選

    中国・四国・九州エリア開催の製造業向け展示会を5つ紹介します。

    3月開催:2026広島どてらい市

    開催期間 2026年3月6日〜7日
    会場 広島市総合展示場
    テーマ・内容 工作機械、産業機器、機械工具、特選品フェアなど
    出展申込締切 主催店からの招待制

    2026広島どてらい市は、中国・四国エリアを代表する大規模な製造業・設備機器向け展示会です。工作機械、切削工具、測定機器、FA機器、産業ロボット、IoT関連ソリューションなど、製造現場に直結する製品・技術が幅広く出展されます。特徴は「商談色の強さ」で、来場者の多くが製造業の現場責任者や経営層、購買担当者である点です。実機展示やデモンストレーションが充実しており、導入を前提とした具体的な相談がしやすい環境が整っています。地域密着型の展示会でありながら、最新技術の情報収集と即時商談の両立が可能な点が大きな魅力です。

    公式サイト:https://www.hiroshima.doterai.com/index.html

    5月開催:西日本食品産業創造展

    開催期間 2026年5月20日〜22日
    会場 マリンメッセ福岡
    テーマ・内容 食品製造機器、技術‧サービス
    出展申込締切 2026年1月23日

    西日本食品産業創造展は、食品製造業に特化した西日本最大級の専門展示会です。食品加工機械、包装・充填機器、衛生管理機器、品質検査装置、冷凍・冷蔵技術、食品工場向けDX・自動化ソリューションなどが一堂に会します。来場者は食品メーカーの製造・品質管理・設備担当者が中心で、現場課題に即した技術提案が行いやすいのが特徴です。近年は人手不足対策や省人化、HACCP対応、食品工場のスマート化といったテーマへの関心が高く、展示会全体としても実務に直結した情報交換の場として機能しています。

    公式サイト:https://www.nikkanseibu-eve.com/food/

    6月開催:九州 建設開発総合展2026

    開催期間 2026年6月24日〜25日
    会場 マリンメッセ福岡
    テーマ・内容 建設・インフラ分野
    出展申込締切 2026年3月13日

    九州 建設開発総合展2026は、建設・インフラ分野を中心に、製造業や設備関連企業も多く参加する総合展示会です。建設機械、建設資材、測量・点検技術、インフラ維持管理システム、ICT施工、環境配慮型技術などが主な展示テーマとなっています。製造業にとっては、建設・土木分野向けの部品供給や加工技術、設備製造の提案の場として活用しやすい展示会です。

    公式サイト:https://www.jma.or.jp/toshiken/ksh/index.php

    10月開催:モノづくりフェア2026

    開催期間 2026年10月14日〜16日
    会場 マリンメッセ福岡
    テーマ・内容 建設・インフラ分野
    出展申込締切 2026年1月30日

    モノづくりフェア2026は、九州エリア最大級の製造業総合展示会です。工作機械や金属加工技術、ロボット、FAシステム、IoT、AI、カーボンニュートラル関連技術まで、幅広い分野を網羅している点が特徴です。自動車・半導体・電子部品関連企業の集積地である九州の産業構造を反映し、高度な生産技術や省人化ソリューションへの関心が高い展示会です。

    公式サイト:https://www.nikkanseibu-eve.com/mono/

    12月開催:ものづくりワールド 福岡

    開催期間 2026年12月2日〜4日
    会場 マリンメッセ福岡
    テーマ・内容 IT、DX製品、部品、設備、装置、計測製品など
    出展申込締切 要問い合わせ

    ものづくりワールド 福岡は、全国展開されている「ものづくりワールド」シリーズの九州開催展です。機械要素技術、設計・製造ソリューション、工場設備、DX・IT、AM(3Dプリンター)など、製造業の上流から下流までをカバーする構成が特徴です

    公式サイト:https://www.manufacturing-world.jp/kyushu/ja-jp.html

    製造業向け展示会に出展するメリット

    製造業向け展示会に出展する主なメリットを紹介します。

    実際の製品や技術を見せて魅力をアピールできる

    笑顔

    製造業向け展示会の最大のメリットは、自社の製品や技術を実物で見せながら説明できる点です。カタログやWebサイトでは伝えきれない質感や精度、加工技術の細かさなどを、来場者自身の目で確認してもらえるため、理解度と信頼度が大きく向上します。

    とくに製造業では「図面だけでは判断できない」「実物を見て初めて検討できる」というケースが多く、展示会は商談の第一歩として有効です。また、デモンストレーションや試作品の展示を行うことで、競合との差別化もしやすくなり、自社の強みを直感的に伝えることができます。

    顧客のニーズや課題を直に感じられる

    悩んでる人

    展示会では、来場者と直接会話できるため、顧客がどのような課題を抱えているのかをリアルな声として収集できます。営業活動やWeb問い合わせでは見えにくい本音や現場特有の悩みを知ることができる点は大きな価値です。来場者からの質問内容や反応を分析すれば、現在の製品やサービスの改善点、新たなニーズの発見にもつながります。

    また、まだ顕在化していない潜在ニーズを把握できるケースもあり、今後の商品開発やサービス設計の方向性を検討するうえで重要なインサイトを得られます。展示会は単なる営業の場ではなく、市場調査の場としても有効です。

    新規顧客の獲得が期待できる

    握手

    製造業向け展示会には、課題解決や情報収集を目的とした企業担当者が多く来場します。そのため、展示会は新規顧客と効率的に接点を持てる貴重な機会です。とくにBtoBの製造業では、飛び込み営業やテレアポが難しいケースも多く、展示会は数少ない対面で関係構築できる場といえます。展示会をきっかけに名刺交換を行い、その後のフォローアップを適切に実施することで、商談化や受注につながる可能性が高まります。短期間で多くの見込み顧客と接触できる点は、他のマーケティング施策にはない強みです。

    展示会以外の新規顧客を増やす方法については、以下の記事を参考にしてみてください。

    ▶︎新規顧客を増やすには?集客方法やリード獲得手法を解説

    新しいサプライチェーンの獲得が期待できる

    会話

    展示会は顧客獲得だけでなく、新たなサプライヤーや協業先との出会いの場としても機能します。製造業では、自社単独ですべてを完結させるのではなく、加工会社や材料メーカー、システムベンダーなどとの連携が重要です。展示会では、普段接点のない企業とも自然に情報交換ができ、新たなサプライチェーン構築のきっかけになることがあります。とくに技術系展示会では、ニッチな技術や特殊加工を持つ企業と出会える可能性もあり、自社の付加価値向上につながるケースも少なくありません。

    出展する製造業向け展示会の選び方

    出展する製造業向け展示会の選び方のポイントについて解説します。

    自社の技術・製品と合ったテーマの展示会を選ぶ

    ポイント

    展示会選びで最も重要なのは、自社の技術や製品と展示会のテーマが合致しているかどうかです。来場者の関心と自社の提供価値がずれていると、どれだけブースを作り込んでも成果につながりにくくなります。たとえば、加工技術を強みとする企業であれば加工・部品関連の展示会、ITやDX関連であればスマートファクトリーや製造業DXをテーマにした展示会が適しています。展示会の公式サイトや過去の出展企業一覧、来場者属性を事前に確認し、自社のターゲットと一致しているかを見極めることが重要です。

    来場者属性で選ぶ

    提案

    展示会ごとに、来場者の業種・職種・役職は大きく異なります。技術者が多い展示会もあれば、購買担当者や経営層が多く来場する展示会もあります。自社が「技術提案」をしたいのか、「価格や納期を含めた取引」を狙いたいのかによって、選ぶべき展示会は変わるため要注意です。来場者属性が自社の狙いと合っていない場合、名刺は集まっても商談につながらない可能性が高くなります。事前に来場者データを確認し、成果につながる展示会を選定することが重要です。

    費用対効果が見込める展示会を選ぶ

    グラフ

    展示会出展には、出展料だけでなく、ブース制作費・人件費・資料作成費・交通費など多くのコストがかかります。そのため出展すれば必ず成果が出るというわけではありません。過去の出展実績や想定リード数、商談化率を踏まえ、費用対効果を事前に試算することが重要です。

    製造業向け展示会への出展を成功させるためのポイント

    製造業向け展示会への出展を成功させるためのポイントについて解説します。展示会での集客方法については以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

    ▶︎展示会での集客方法は?出展効果を高める事前準備と当日対応を解説

    来場者のニーズに合ったコンテンツを用意する

    提案

    展示会で成果を出すためには、「自社が伝えたいこと」ではなく「来場者が知りたいこと」を中心にコンテンツを設計する必要があります。来場者は課題解決のヒントを求めてブースを訪れるため、自社製品の機能説明だけでは不十分です。「どのような課題をどう解決できるのか」「導入すると何が変わるのか」を具体的に示すことが重要です。導入事例や比較資料、デモンストレーションなどを用意することで、理解を深めやすくなります。

    ブースでの接客の流れを決めておく

    家

    展示会当日は多くの来場者が短時間でブースを訪れます。そのため、場当たり的な接客では十分な情報提供ができません。声掛けからヒアリング、説明、名刺交換までの流れを事前に決め、スタッフ間で共有しておくことが重要です。誰が対応しても一定の品質で説明できる体制を整えることで、機会損失を防げます。また、来場者の関心度に応じて説明の深さを変える工夫も効果的です。

    KPIを設定しておく

    KPI

    展示会出展を「成功」と判断するためには、事前にKPIを設定しておく必要があります。たとえば、名刺獲得数・商談化件数・受注件数など、目的に応じた指標を明確にしましょう。KPIがないと、出展後の振り返りが曖昧になり、次回以降の改善につながりません。数値で成果を把握することで、展示会出展の継続可否や改善点を客観的に判断できます。

    製造業向け展示会に関するよくある質問

    製造業向け展示会に関するよくある質問とその回答を紹介します。

    国内最大の製造業向け展示会は?

    考える人

    国内最大級の製造業向け展示会としては、工作機械、ロボット、部品、ITなどを網羅する総合展示会が挙げられます。たとえば、「ものづくりワールド」などは、国内最大級の開催規模です。来場者数・出展社数ともに多く、業界全体の最新動向を把握できる場として活用されています。ただし、規模が大きい分、競合も多く、埋もれてしまうリスクがある点には注意が必要です。

    製造業向け展示会への出展をサポートしてくれるサービスはある?

    悩んでる人

    展示会出展を支援するサービスは多数存在します。ブース設計や集客、フォローアップまで一貫して支援する会社もあり、初めて出展する企業や社内リソースが不足している企業にとって有効です。とくに製造業に特化した支援会社を選ぶことで、業界特有の商談フローを踏まえたサポートが期待できます。

    展示会出展以外に有効なマーケティング手法は?

    考える人

    展示会以外にも、Webマーケティングやコンテンツマーケティング、技術資料の公開、オンラインセミナーなど、製造業向けのマーケティング手法は多様化しています。展示会とWeb施策を組み合わせることで、相乗効果を得ることも可能です。詳しくは以下で解説しているため参考にしてみてください。

    ▶︎BtoB製造業にマーケティングは必要?課題や具体的手法、成功事例を解説

    展示会出展は販路拡大にも有効?

    提案

    展示会は新規顧客獲得だけでなく、販路拡大にも有効です。地域や業界を超えた企業と出会えるため、これまで取引のなかった分野への展開も期待できます。とくに技術力に強みを持つ企業にとっては、自社を知ってもらう絶好の機会です。販路拡大については以下の記事でも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

    ▶︎販路拡大とは?メリットや基本戦術、具体的な方法を解説

    製造業にWebマーケティングは必要?

    打ち合わせ

    近年では製造業でもWebマーケティングの重要性が高まっています。展示会で得たリードをWebでフォローしたり、事前にWebで情報発信して展示会来場につなげたりすることで、営業活動の効率が向上します。展示会とWebを組み合わせた戦略が、今後の主流になるでしょう。製造業におすすめのWebマーケティング手法については、以下の記事も参考にしてみてください。

    ▶︎製造業におすすめのWebマーケティング9選!成功事例や使用ツールなど解説

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