株式会社三陽
株式会社三陽の概要
神奈川県小田原市に拠点を置く株式会社三陽は、極小・精密プリント基板、および高精細フレキシブルプリント基板(FPC)の製造を主力事業としている。10mm角以下のリジット基板や、ピッチ20μmのフレキシブル基板といった極小・精密基板の全製造工程を一貫して行う独自の生産システムを構築しており、試作から大量生産まで対応可能である。 主力製品であるフレキシブル基板では、片面20μm、両面50μmの最小ピッチに対応し、サブトラクティブ法やセミアディティブ法を用いた高精細・超高精細基板のカスタムメイド製造を行う。用途としては、半導体検査・試験装置用、液晶パネル検査装置用、磁気ヘッド用支持基板、光ピックアップ用中継基板などが挙げられる。また、薄くて柔らかい特性を活かし、機器内の三次元配線や可動部配線、延長基板、ケーブル代替接続基板としても利用される。豊富なカラーバリエーションや裏面接着テープ貼り付け加工、剥離型表面保護マスク印刷にも対応している。 極小・精密リジット基板においては、板厚0.1mmから1.0mm、最小仕上がり穴径0.25mmの製品を製造する。こちらも片面、両面、多層に対応し、ガラスエポキシFR-4、CEM-3、BTレジン材などの基板材料を使用する。用途はフレキシブル基板と同様に、磁気ヘッド用支持基板、光ピックアップ用中継基板、アクチュエータ基板、マイクロスピーカおよびレシーバ用中継基板など多岐にわたる。金型メンテナンスが容易でデリバリーが正確な高速プレス製法を採用している。 薄板リジット基板では、板厚0.06mmから0.2mmの製品を製造し、回路ブロック間接続ケーブル(繰り返し曲げ応力がかからないもの)などに用いられる。FPCと同様の実装形態が可能であり、リジッド基材の薄板を使用することでFPCと比較して安価に製造できる場合がある。 同社の技術的強みは、40年にわたるフレキシブル基板・リジット基板製造の経験と実績に裏打ちされた開発力、技術力、対応力にある。極小プリント基板で培った高精細技術のノウハウ、最先端のポリイミド微細加工技術、そしてケミカルエッチングを用いた微細穴加工やバンブ形成、複数メッキ(Au&SnCu等)対応などが挙げられる。国内生産による品質確保と、全社的な品質管理の徹底により「100%良品」を目指している。 生産能力としては、月産5,000万個(リジット基板)の実績を持つ。従業員数は29名。UL規格認証(E52553)を取得している。主要取引先には、ホシデン株式会社、パナソニック株式会社、株式会社日立LGデータストレージ、株式会社マグネスケール、古野電気株式会社、株式会社JVCケンウッド、オリンパス株式会社などが名を連ねており、民生、産業、自動車、医療分野など幅広い業界に製品を供給している。他社で断られた特殊な基板や、高品質な基板、試作基板の製造を求める顧客からの信頼を得ている。
株式会社三陽の詳細情報
- 郵便番号
- 〒250-0211
- 住所
- 神奈川県小田原市鬼柳138-24
- 電話番号
- 0465394141
- FAX
- 0465393434
- 公式サイト
- http://www.wsanyo.jp/