株式会社樫の木製作所
株式会社樫の木製作所の概要
フィルム、金属箔、接着剤、スーパーエンプラ(PEEK/PPS/PI/PEI)、フッ素フィルム(未焼成PTFE/焼成PTFE/多孔質PTFE)などの「材料」に対し、スリット、ラミネート、コーティング、プレス加工といった「加工」を施し、新たな機能を持つフィルム・テープを開発・提供する事業を展開している。特に、CNT(カーボンナノチューブ)の大量分散技術および均一塗工技術を確立し、CNT塗工フィルムやCNTヒーターシート(面状発熱体)の開発・製造に注力している。 主力製品・サービスとしては、CNTヒーターシートの「即暖FA002」(足裏暖房ヒーター)、「こぶたちゃんFA002」(仔豚用接触加温ヒーター)、「あーちーFA003」(室内加温ヒーター)、「いちごちゃんFA004」(栽培地中加温ヒーター)、「ぬーりーのFC001」(小型養殖水槽投入型ヒーター)などが挙げられる。これらの製品は、薄型・軽量、即暖性、均一発熱、省電力、防水性、高圧洗浄可能といった特徴を持つ。また、CNT分散液も提供しており、多層CNTを水に4w%の濃度で分散させたもので、粘度10-40Pa・S、抵抗値20-100Ω/□、平均粒形200-800nmといった仕様を持つ。 技術的強みとしては、フィルムとフィルム、フィルムと金属箔の貼り合わせ(ラミネート・コーティング)、マイクロスリット加工、プレス加工の一貫生産体制が挙げられる。ラミネート技術では、ドライラミネートや熱ラミネート、一般ラミネートに対応し、薄膜フィルムや金属箔(2.5μm~)の貼り合わせが可能である。コーティング技術では、グラビア方式やコンマ方式を用い、ヒートシール剤や粘着剤などの機能性樹脂を塗布する。スリット加工では、レコード巻やボビントラバース巻に対応し、3mm幅以下のマイクロスリット加工も可能である。プレス加工では、ロールtoロールプレス、枚葉プレス、画像処理を用いた精密プレスなど、微細加工から大判加工まで幅広く対応する。さらに、CNTの均一分散技術とコーティング技術を組み合わせることで、極薄フィルムへの塗工や長尺での供給(Roll to Roll)を実現している。 同社は、ISO9001およびISO14001の認証を取得しており、品質管理と環境管理体制を構築している。また、強伸度測定器、フィルム誘電率測定器、恒温恒湿層、1,000倍デジスコープなどの分析装置を保有し、製品検査や新規素材提案の裏付けとしている。 取引先業界としては、エレクトロニクス、農業、畜産、水産業など多岐にわたると推測される。埼玉を拠点とし、国内のみならず関連会社を通じて国外のお客様とも実績がある。従業員数に関する具体的な記載はないが、複数のワークスとR&Dセンターを擁していることから、一定規模の組織であることがうかがえる。
株式会社樫の木製作所の詳細情報
- 設立
- 1995年8月
- 郵便番号
- 〒343-0827
- 住所
- 埼玉県越谷市川柳町一丁目1-3
- 電話番号
- 0489906540
- 公式サイト
- https://www.oak-tree.co.jp/