理研電線株式会社
理研電線株式会社の概要
長年にわたり「線」の技術を基盤に事業を展開し、電子部品、エレクトロニクス材料、加工品など多岐にわたる分野へ事業を拡大している。主力事業は電線ケーブルの製造販売であり、特にエレベータ用ケーブルにおいては国内トップシェアを誇る。このエレベータ用ケーブルは、高層ビルから中低層ビル、家庭用まで幅広く対応し、300万回の屈曲試験をクリアする高い信頼性と耐久性を有している。光ファイバ、同軸ケーブル、LANケーブル、信号線、電源線を複合するカスタマイズ設計も可能であり、天津の物件ではカー速度12m/秒、ライズ600mの実績を持つ。 その他の電線ケーブル製品としては、同軸ケーブル、光ファイバ、信号線、動力線を一体化した移動用複合ケーブルがあり、エレベータや産業用ロボットの可動部に適している。また、船舶用エレベータケーブルは難燃PVCを使用し、IEC 60332-3-22CatAに合格しており、自動車運搬船やコンテナ船などに採用されている。ゴンドラ用ケーブルは耐圧縮性と耐摩耗性に優れたポリウレタン被覆を使用し、ビルクリーニング用ゴンドラや屋外クレーンに使用される。平形キャブタイヤケーブルは、その構造からねじれにくく屈曲性に優れ、表面処理ラインや小荷物専用昇降機、自動倉庫などに用いられる。ITV用平形ケーブルは、電源線と高周波同軸ケーブルを一体化し、エレベータ内の監視カメラ用途などで実績がある。 環境配慮型のエコケーブルも展開しており、PVCケーブルの無鉛化に加え、絶縁材・被覆材にPVCを使用しないEMケーブルを製品化している。これは、有害なハロゲン系ガスや重金属の発生がなく、環境負荷低減に貢献する。 エレクトロニクス材料分野では、独自開発の「溶融はんだメッキ方式」を用いた電子部品用リード線・平角線が主力である。この方式は、電気メッキと同等の均一なメッキ、優れたはんだぬれ性、耐熱・耐湿性、高い耐ウィスカー性を実現し、国内外で高い評価を得ている。鉛フリー化もいち早く実現しており、車載用センサー、モーター、バッテリーなど、高い信頼性が求められる分野で採用されている。また、この技術を応用したソーラ用平角線は、太陽電池のセル間を繋ぐ導体として使用されている。 電子部品分野では、大容量高圧電源を主力とする各種電子機器の設計開発から試作・製造・検査までを一貫して行うワンストップエンジニアリングを提供している。光学薄膜形成装置の真空装置用コンポーネントや、倉庫・工場・体育館などの大型施設向け高天井用LED照明も手掛けている。 加工品としては、1960年から続くコイル組立加工の技術を基盤に、SUS金網、金属メッシュ製品、ファンヒーター用イグナイタ、ハーネスなどを製造している。 従業員数は121名(契約社員含む)、資本金は1億円、売上高は60億円(2024年度)である。市島工場(兵庫県丹波市)と新潟工場(新潟県新潟市)を拠点とし、ISO9001、ISO14001認証を取得している工場もある。
理研電線株式会社の詳細情報
- 郵便番号
- 〒104-0045
- 住所
- 東京都中央区築地一丁目12-22
- 電話番号
- 0436422471
- FAX
- 0335424709
- 公式サイト
- https://www.rikensen.co.jp/