Eigyo 営業製作所

カインド・ヒート・テクノロジー株式会社

カインド・ヒート・テクノロジー株式会社概要

熱処理・表面処理分野において、独自の金属表面硬化技術を核とした事業を展開している。主力事業は、冷間塑性加工、熱間塑性加工、機械部品等の耐摩耗性および寿命延長を目的とした熱処理・表面処理サービスの提供である。 主要製品・サービスとして、プラズマ窒化(イオン窒化)処理と真空焼入れ処理を中心に、各種表面処理および熱処理の受託加工を行っている。プラズマ窒化処理では、真空容器内でプラズマ現象を利用し、窒素、水素、酸素、アルゴンガスを用いて処理を行う。この技術は、毒性のあるシアン系・塩素系ガスを使用せず、CO2の発生もない環境負荷の低い工法である。処理温度は380度から700度と低く、歪みが少なく寸法変化も極めて少ないという特徴を持つ。低炭素鋼、合金鋼、工具鋼、鋳鉄、ステンレス、チタン合金など、幅広い材料に対応可能であり、耐摩耗性、耐摺動性、耐焼き付き性、耐疲労特性、耐チッピング性、耐熱衝撃割れ性などを大きく向上させる。また、ワイヤー放電加工後の硬さ低下層の硬さ回復も可能である。 真空焼入れ処理においては、真空状態での加熱後、窒素ガスまたは油で冷却する方法を採用している。材質の特性や複雑な形状、製品用途に応じて最適な処理方法を設定し、高精度かつ低歪みを実現している。保有する真空炉は、焼入れ治具の歪みを抑えるための5本化されたスキッドレール(炉床)、冷却口に採用された格子型カーボンによる冷却の均一化、優れたコンピューター制御と製品温度測定による最適な加工・冷却、インバーター制御による冷却ファンの自在な速度調整、予熱段階での窒素雰囲気処理による熱歪みの低減といった特徴を持つ。2013年にはオーストリア製の最新型真空焼入炉を導入し、各工程のプログラム設定を細かく行うことで、歪み・寸法変化を最小限に抑える精密な仕上がりを実現している。 技術的強みとしては、冷間塑性加工の融合拡散処理において、CVD・PVD技術の2~5倍、熱間塑性加工においても現窒素拡散技術の2~5倍、切削・圧造加工においては50%~4倍の加工寿命を保持する技術を有している点が挙げられる。また、ステンレスの耐食耐摩耗性技術、アルミ等の耐溶損特性技術、切削工具等の加工工具の寿命延長処理技術の開発にも注力している。これらの技術は、戦略的基盤技術や新連携支援事業として認定されている。 業界での位置づけとしては、金属表面硬化技術において、他社に例を見ない独自の技術を有しており、その分野での占有率はほぼ100%と推定されるオンリーワン企業である。自動車メーカーや機械メーカーをはじめとする多様な業界への納入実績を持つ。企業規模としては、社員数9名(2008年12月設立時)で、滋賀県近江八幡市に拠点を置いている。保有設備としては、複数のプラズマ窒化炉(最大Φ780×1300mm)、真空炉(600w×600H×900mm)、真空焼戻炉、雰囲気テンパー炉、大気テンパー炉などを有し、各種硬さ計、金属顕微鏡、表面粗度計なども備えている。

カインド・ヒート・テクノロジー株式会社詳細情報

郵便番号
〒523-0005
住所
滋賀県近江八幡市末広町80-17
電話番号
0748310225
公式サイト
http://www.k-h-t.jp