東洋ゼンマイ株式会社
東洋ゼンマイ株式会社の概要
東洋ゼンマイ株式会社は、富山県黒部市に本社を置くゼンマイおよび鋼帯の専門メーカーである。主力事業は、鋼帯製品とゼンマイ製品の製造・販売であり、これらを組み合わせた組立品やゼンマイ応用製品も手掛けている。鋼帯製品としては、高硬度、高弾性、耐摩耗性、高平面度を特徴とする焼入鋼帯と、耐食性、耐疲労性、加工性に優れるステンレス鋼帯を製造している。焼入鋼帯は板幅0.8mmから製造可能で、硬度は480~590HVの範囲で調整可能である。ステンレス鋼帯は、SUS301、SUS631、SUS632J1などの材質を取り扱い、用途に応じてテンパー処理も施す。これらの鋼帯は、ゼンマイ、薄板ばね、プレス部品、メジャーテープ、刃物、自動車部品、機織り機の筬、すきまゲージなど幅広い用途に使用される。 ゼンマイ製品では、ケース内で隣接コイルが接触しトルクが安定する接触形ゼンマイ、隣接コイルが非接触でエネルギー損失がなくトルクが直線状に変化する非接触形ゼンマイ、そして全長にわたって一定の曲率で密着して巻かれ一定の荷重やトルクを出力する定荷重ばね・定トルクばねを製造している。定荷重ばねは引張り荷重出力とトルク出力の2種類があり、カメラや照明器具の昇降用バランサー、自動車のカップホルダー開閉機構などに用いられる。また、長方形断面の板材を円すい状に巻いた竹の子ばねは、大きな荷重および吸収エネルギーを得ることが可能で、ボールネジカバーなどに使用される。 さらに、ゼンマイとリールなどの部材を組み合わせたゼンマイユニットの設計・開発から試作、量産まで一貫して手掛けている。ゼンマイ応用製品としては、ハンドルを手で回してゼンマイを巻き上げ、その復元力で発電するゼンマイ式手回し発電機や、これを搭載し音声と光で案内を行うゼンマイ式音声ガイド装置を製造している。ゼンマイ式音声ガイド装置は、特許を取得しており、多言語対応やLED光演出も可能である。 同社は1930年創業、1986年設立で、資本金は9,980万円、従業員数は50名である。富山県黒部市の本社・本社工場のほか、宇奈月工場、山梨工場、高崎工場、高崎第二工場を拠点としている。主な取引先業界は自動車、家具、電力、鉄道、時計、玩具、医療機器など多岐にわたる。
東洋ゼンマイ株式会社の詳細情報
- 設立
- 1930年11月
- 資本金
- 1億円
- 郵便番号
- 〒938-0054
- 住所
- 富山県黒部市岡435
- 電話番号
- 0765520208
- 公式サイト
- http://www.zenmai.co.jp/