マグネクス株式会社
マグネクス株式会社の概要
固体酸化物形燃料電池(SOFC)および固体酸化物形電解セル(SOEC)の部品・部材の設計、製造、販売を主力事業とする。創業以来培ってきた精密加工技術と表面処理技術を基盤に、燃料電池分野における革新的な製品開発と提供を行っている。 主力製品は、600〜800℃で動作する量産型の平面固体酸化物電極支持セル(SOC)である「Elcogen cell」である。このセルは市場で最も効率的な固体酸化物技術で製造されており、燃料電池および電気分解動作に適している。低温度動作が可能であるため、より安価な材料の使用や、インターコネクタ等スタック部品の酸化速度低減による長寿命化が実現できる。具体的には、ASC-300C、ASC-400Bといった仕様のセルを提供しており、電解質厚み3または6μm、ハーフセル厚み300μmまたは400μmなどの精密な仕様を持つ。2024年には年間1,000,000枚の生産を目指しており、既に世界の40メーカー以上で採用されている実績がある。 また、SOFCスタック関連ソリューションをワンストップで提供しており、インターコネクタ、集電材、シール材、セラミックスプリング、パウダー&ペーストなど多岐にわたる部品を取り扱っている。インターコネクタには、Crofer 22 APU、Crofer 22 H、ZMG232L、ZMG232G10といった高耐熱・高耐酸化・長寿命合金を用意し、化学エッチング加工、レーザー加工、精密機械加工、接着加工など、顧客の要求に応じた加工に対応する。特に、SOFCインターコネクタや集電材メッシュへのコバルトニッケル(Co-Ni)めっきコーティングは、接触抵抗の低減、Cr蒸発抑制、低ASR(接触抵抗)の維持を実現し、高寿命・高性能化に貢献する。MCFパウダーの溶射によるコーティングも提供しており、金属インターコネクタからのCr蒸発抑制に有効である。 技術的強みとしては、精密加工技術、表面処理技術に加え、SOFCスタックの評価装置(スタック評価機、コインセル評価機)の開発・提供も行っている。これらの評価装置は、電気炉、ガス供給装置、スタックプレスなどを備え、最大9kWまでのスタック評価に対応可能である。また、発電中のSOFC状態を観測する可視化評価設備や、耐久性試験、ASR測定なども実施できる。 納入実績としては、ガス、自動車、電機、重工業、ファインセラミックス、化学産業等のSOFCスタック研究開発を行っている多くのメーカー、国立県立研究所、大学に対して、SOFC関連製品を納入している。SOFC発電セル、集電材、インターコネクタ等の部品販売に加え、SOFCスタック、モジュール、システムも提供し、受託試験も行っている。ISO9001認証を取得しており、研究開発にも注力している。
マグネクス株式会社の詳細情報
- 資本金
- 1億円
- 郵便番号
- 〒190-0022
- 住所
- 東京都立川市錦町六丁目23-3
- 電話番号
- 0425233221
- FAX
- 0425233220
- 公式サイト
- https://www.magnex.co.jp/